ハタザクラ

志木市に、長勝院旗桜という桜の木があります。

原木としては、世界に一本だけ。

数年前から、市内各所にも植えられていると聞いて、

まずは、市役所と、村山快哉堂のところを見に行きました。

５枚の花びら以外に、ピロっとあるのが旗のようであることから、旗桜。

余分に１～２枚の花びらがついています。

ですが、これ、花びらではなく、おしべが変化したものだそうです。

山桜の変種なので、ソメイヨシノよりちょっと後に咲きます。

たぶん一昨日、今日あたりが満開なのでは？

カッパ君達も、楽しそうに桜の川を泳いでました

 

で、やっぱり、原木も見たくなり、

柳瀬川から歩くこと、１０分程。

　あっ、柳瀬川も桜祭り中止でしたか・・・。

 

　←こちらです。樹齢４００年以上。

状態があまりよろしくないことから、かなり枝を切られてしまっています。

葉っぱが茶色いんですね～。

昔、クラスに一人いませんでしたか？

色白で、瞳と、髪の毛の色が明るい（薄い）可愛い女の子。

ハタザクラって、なんかそんな雰囲気だなって、ふと思いました。

　←旗桜を寝転んで見上げるカッパ君

 

一説によると、藤原長勝の居城であった柏城は、上杉謙信に攻められ落城。

長勝の死後、建てられた寺が長勝院であると。

その時を偲ぶのは、この老桜一本のみ。

悲しい恋物語の伝説もあるみたいです。

そばにあった曲輪跡のところに、寂しげに、でも美しい桜がひっそり咲いていました。

 

 

 

 

 

コメント 2

「旗桜」という名前は、初めて知りました。
葉っぱが茶色なのも面白いですね。
by hirochiki (2011-04-18 05:26) 

hirochiki様
新種と発表されたのは、平成１０年頃らしいので、
あんまり知られていないと思います。
私も、結婚して義母から聞くまで知りませんでした。
by caveruna (2011-04-18 10:42)